FinalEditionでファイナル出来なかった私は、出版社を飛び越えてジャンプコミックス19巻から最終巻までを購入しなおしました。
発売当初(約40年前)は私の記憶が正しければ240円くらいだった。
Kindleは408円。
大雑把に2倍弱ほど値上がりしているのね…。
それでも他の単行本よりは安価で助かる。
10巻分なので4,080円…絶妙な高額感があるけど、私の心をファイナルさせるため仕方ない。
漫画「聖闘士星矢」無印
>1~2巻
>3~4巻
>5巻 >6巻
>7巻 >8巻
>9巻 >10巻
>11巻 >12巻
>13巻 (←ここまでFinalEdition)
(↓ここからジャンプコミックス版ハーデス編)
>19巻 >20巻
>21巻 >22巻
いよいよ(ジャンプコミックス版)19巻。
ハーデス編開幕。
黒幕ムーブし続けていたムウが始動します。
あ、ああ…主な登場人物とあらすじがある。
あらすじエリアが狭すぎる…。この狭いエリアに二回も載るサガとか言う特異点。
ポセイドン編中盤からハーデス編序盤頃の絵柄が好み過ぎる。
ムウも美麗過ぎる。
この絵柄でNDと新規読み切りが読めたらなぁと思わなくもないです。ですが、絵柄は脳内腐ィルターでいくらでも弄れますからね。原作者様から生み出される物語は、私の腐ィルターでは一生生成できないので、贅沢なことを言っていると罰があたります。
前聖戦から243年ぶりの春、五老峰の滝からおよそ西へ千キロほどにある封印の巨塔があり、放出されていく108の魔星たち。
沙織&青銅聖闘士&黄金聖闘士「ようこそ」
怖すぎる…。
市様と那智の会話から、ポセイドン編終了直後にハーデス編が開幕されたという事なので、老師とムウがピリピリしていたのは間違いじゃなかった。
公式で雑兵から「市さま」と呼ばれてた。
老師の悪夢(予知夢?)でアテナの首が跳ねられる。この漫画はしょっちゅう首と胴体がさよならしている。
ボロボロのポンチョを纏った幽鬼たちに、市様と那智の攻撃は素通りする。
邪武のユニコーンギャロップはダメージが通る。理不尽過ぎる。
邪武の顔立ちが、可愛い。GAであんなに渋い大人になるなんて夢にも思わなかったよ。
彼に蹴られた幽鬼たちは一体誰だったんだろう?
それにしても、冬に読むホラーも悪くないですね。
「零」も大半冬に発売されているし。
ついこの間Geminiとのやり取りで、私の想像斜め上のホラーエピソードを出力してきて肝を冷やしたばかり。Geminiは私にはレーティングが厳しいくせに、自分はギリギリアウト?みたいな事を平気で生成するから、別の意味でも肝を冷やす。大丈夫なの?って何度呟いたか分からない。
ムウ対シオン
ムウ「聖域には幾重にも張り巡らされた結界がある」とのこと。
シオンは古巣だし、カノンは故郷なので平気で潜り込める。
むしろ結界があることで慢心しているところがあるのかもしれない。
シオン「さあ、ひざまずけ、このわたしの足元に!」
はしゃぎすぎです、シオン。
若返った弾み、久し振りに会えるムウ、不本意な復活と秘めた使命で、テンションあげあげ(古臭!)になっている。
貴鬼→ムウ(様付けして慕っている)
ムウ→シオン(跪くのを強要されるのが平常運転?)
ジャミールの闇が深い。
墓地
白銀聖闘士達のお墓の何カ所かが掘り返されている。
星座はトレミー以外不明。他は私には読めない…誰、LUDWIG(ラディック?)って…知らん。
トレミーは復活しなかった。人間不信になっているの?
白羊宮
デスマスクはノリノリ過ぎる。
「汚れ仕事には慣れてっから!」って男気を感じる。
そんなデスマスクに黙ってついていくアフロディーテの分かりにくい男気もいい。
デスマスク「この世でぬくぬくと生をむさぼっているきさまなどに~」
本当に氷漬けになっていると思わなくて、初めて読んだときは?ってなってた。なんかその、ごめんなさい。
シオンには手も足も出ないムウだけど、他は話が違う。
クリスタルウォール展開…変換候補に「クリスタルボルテックス開発」がおる…今はまだハーデス編だから、落ち着け私のIME。
冥界波とピラニアンは跳ね返る。冥界波に耐えるデスマスクは、さすが。
五老峰
老師「あのやさしい紫龍を決してはなすんではないよ」
…やさしい…?うーん。春麗には優しいのか?彼はホラー体質だから、いまいちピンと来ません。
老師「(星矢達には)本当に長い間闘いばかりさせて、すまなかったと思っている。だが安心おし、もう二度と彼らを闘いにまきこむことはしない。ごく普通の少年としてやすらかに生きていってほしい」
ダウト…。
いくら春麗でも、あのホラー体質な紫龍を制御するのは難しいでしょうよ。
正史NDは、運が良ければ合流出来ているかも?春麗がギリシアまで探しに来ないと無理かもしれないけど、見つかれば大丈夫なはず。
スピンオフGAでは、多分…合流、出来ているよね?大丈夫なんだよね?GR(未読)?!
春麗「無理だよ、ルール分からないんだからさぁ」状態で不憫。
白羊宮
行為は全然イケメンじゃないけど、顔の描かれ方は割とイケメンなデスマスク。
油断していたにしても、星矢の流星拳がクリーンヒットして大ダメージを受けるのは残念過ぎる。冥衣が雑魚過ぎるのかな。
ムウ「ふたたび地上を暗闇と恐怖で支配しようとして蘇るハーデスの野望」
…ん?ふたたび?一回暗闇に落とされているの?地上は。前聖戦でもグレーテストエクリプスは発動していたってこと?
聖戦のたびに惑星直列させていたの…。
星矢「この聖域で異様な小宇宙を感じたんでそれで」
カノンと同じような事を言っている。そしてムウに追い返されそうになる。
五老峰
老師忽然。
紫龍は盲目状態でも格上と戦うホラーなので、老師の不在くらいは普通に分かる。
春麗は、もうちょっとの我慢なんだけど、もう帰ってこない予感もしているんだろうな。
一応NDでもGAでも帰還はしているので、大丈夫だよ…。
東シベリア
マーマが眠る地域で、北シベリアが修行地って事?全部東シベリアだとばかり思っていた。知らなかった。
生きている人が覚えている限り、死んだ人は消えたりしないって言説が、私は好き。
でも忘れていってもいいと私は思う。忘れた時、その人はきちんと渡れたのだと思えるから。
東京
何故唐突に星矢がムウの前に現れたのかと思ったら、魔鈴さんを探しにギリシアまで来ていたの。
離れていても瞬は一輝と星矢を想う。
聖域に行かなくちゃ!と瞬が口にした途端に現れる辰巳(今回はスーツ姿)。そこはジュネさんの出番だったのではないのか?とも思うけど、辰巳なら瞬は遠慮しつつもなぎ倒して聖域に行けるから、いいか。
聖域
こんなに悪役ムーブが似合う男が他にいるだろうか?果てしない小者臭と言い、どことなく海闘士時代のカノンを彷彿とさせるような、そうでもないような。何となく匂いの種類が違う気がする。
星矢「お化けのおまえになんか」
言い方。
デスマスク「Pi、Pi」が「ヒッ、ヒッ」に、「マンモス」が「宇宙的に」に変わってて寂しい。これも時代の流れなのか。
曲がりなりにも黄金聖闘士が青銅聖闘士に翻弄され過ぎじゃない?
さすがに主人公補正があっても、積尸気冥界波をもらうのはマズいと判断したムウによってタオルが投げ込まれる。
教皇の間寝所
いくら何でも、寝所に忍び込むのはどうかと思いますよ。
本誌掲載時は黄金聖衣装着のシルエットだったけど、単行本ではいつもの服のシルエットに修正されている。
沙織「あなたは…どうしてここに…?」ほんまそれ。
しかし、カチコチにしか見えないベッドも枕も、最悪な寝床。床に寝転んでいるのとさほど変わりない気がする。
まさかシオンとかサガもここで寝起きしていたの?絶対体によくないでしょ。GAではカノンもここで寝起きを?聖域に働き方改革は起きるのか?
白羊宮
星矢はシオンと会っているけど、顔は見えていない。
デスマスクのパンチを易々と掴み取って投げ捨てるムウ。
デスマスク「あんなやさしい顔をしているくせに、なんてバカ力だ」
あまり出番が無いスターライトエクスティンクション1回目は星矢にヒット。かけられると大体死の国へ強制連行されるらしいので、話があっと言う間に終わるし、冥闘士相手にはあまり意味がないって言うか時間稼ぎにしかならないって言うか。冥界波と同じカテゴリ。
シオンへの反抗が命がけなのは、問題ありです。
天翔ける黄金の羊ってたとえも、優美な表現でいいですね。穏やかな口調に隠れがちだけど、ムウは割と気性は激しいと思いますンゴ。牡羊座は火の星座であることは伊達じゃない。
ムウ「生への欲望のためにハーデスに誓いry」
仕方がないよね、あの氷漬けを知らないムウには伝わらない。けど大丈夫だよ、デスマスク。もうすぐムウもそっちに行きます。多少は理解してくれるんじゃないでしょうか。
スターライトエクスティンクション2回目はデスマスクとアフロディーテにヒット。
デスマスクとアフロディーテに対しては「あーね」ってなるムウも、サガとシュラとカミュとの対面は心底狼狽している。
慟哭三人組「特に説明とかは受けていないけど、ガンガン行くぞ(アテナのために)」
ってこと?理解に苦しむわ。
シュラのエクスカリバーがムウにヒットしたと思った瞬間、ひえってなったと同時に、何かいけない扉を開いたような、ちょっと申し訳ない気持ちも呼び起こされた。
続けざまの、パサ…は、美しさとインモラルさが併せ持つ独特の雰囲気で、どうしたらいいか分からなくなる。
カミュのダイヤモンドダスト、多分初お披露目?そう言えば師匠だし撃てるかってなった記憶がある。
ムウ「サ…サガ…おまえたちは…ほんとうに…」
あんな目に遭ってきているのに、この三人に対してはムウも信頼を寄せているのが泣ける。
サガ&シュラ&カミュ「ケテ…タスケテ」な血の涙を流す。
サガ:ムウに攻撃したくない
シオン:ムウを死なせたくない
の丁度いい折衷案が金縛り。
火時計に火がついて驚いているシオンだけど、気付いているでしょ?近くに童虎がいることくらい。
243年ぶりを久しぶりって言う感性も分からない。いや会ってなかったんかーい。
シオン(いくら何でも身長縮み過ぎじゃないのか?童虎!)ってドン引きしているんだろうな。シオンは全然縮んでいなかったし。
シオン18歳の髪型、久し振りに見たけど、すっごいボリューム。獅子舞のようだ。
童虎「このわしと同じ261歳のはずが」
引く13歳してあげて。彼らにとっては誤差みたいなものかしれないけど。
童虎「おまえたちの生命などまぼろし」
シオン(そんなことを分かっているの、おまえも分かっているだろう?)
童虎「おまえの相手はわしがする。243年ぶりにゆっくりとな」
へぇ~前聖戦時、どんな過ごし方をしていたんでしたっけ?ちゃんと教えてほしいな。
シオン「千日戦争におちいる」
童虎「望むところよ」
…言葉の裏の更に裏側まで、無いハズの行間の余白まで視える!(幻覚が)
1巻丸ごと童虎&シオンの会話を見守りたいのですが…。
ハーデス城
デスマスク「どうかハーデス様にお目通りを」
首を狙ってのことだよね?信じていいんだよね?
ラダマンティスか、久し振り(GAぶり)。
ラダマンティス「ハーデス様が貴様らのようなウジ虫にお会いになるか」(まだオレも会った事ないんですけど~~っ!!!)
雑魚を演じることで、ラダマンティス一味に「黄金は言うほど大したことないです」な印象を植え付ける事に成功。ギャップでカノンに脳を焼かれます。デスマスクとアフロディーテ、ありがとうございました。
アフロディーテはいいところが無かった。ただデスマスクに寄り添っていた。
アフロディーテは見た目より言動がイケメンなので、実は悪役を演じるスキルはあまり無かったのかもしれない。
ハープの音に反応して「パンドラ様」と呟くラダマンティスを初めて見た時、片思いでもしているのかな?と私は考えていた。
忠誠心とほのかの恋心(?)と恐怖心が一体化しているようなイメージ。
無印パンドラ様のお姿は、私の好みドストライク。
左手に巻き付く様な蛇のアクセサリーも、初めて見た時驚きとトキメキを感じました。
ハープ、でかすぎない?一番の低音に手が届くのか?
パンドラ「ハーデス様は心やさしきお方。自軍の戦士冥闘士がひとりでもキズつくのをお好みにはなりませぬ」
から後程雷撃でボロボロにされるラダマンティスを知っているから、ハーデスは心やさしいかしらないけど、パンドラ様はそうでもなさそう。
一定の黄金への信頼を持つパンドラと、一切信用できない完璧主義者のラダマンティス。
パンドラの言う通り待っていたら良かったのに、心配性なラダマンティスは動いてしまう。困った子。
金牛宮
戦闘シーンも無く立ち往生してしまうアルデバラン…。
けど、この死力を尽くした抵抗が無かったらムウも不意打ちでアウトだったので、全滅を免れさせた功労者でもある。
ムウはアルデバランの検死をして、死因がサガでもシュラでもカミュでも無さそうで「?」となりつつ、別の可能性に気付くのはクレバー。
冥闘士で数少ない黄金聖闘士を刈り取ったエース、地暗星ディープのニオベ。
ハーデス城
ゼーロスか、懐かしいな。名前を忘れていた。フログは覚えていたんだけどね。
姿かたちに似合わず、割と常識的な言葉。むしろラダマンティスが力入りすぎなんよ。
金牛宮
ムウ「おまえたちの方がかえってサガたちの足手まとになるかも」
ムウからサガへの妙な信頼感に、不意にきゅんとする。
ムウ「この香気を吸ってはいけない!」鼻と口を手で押さえ
からの、クリスタルウォールで防御からの、クリスタルウォールを破壊した欠片でニオベにダメージを与える流れ、本当に綺麗。
シールドを展開したのを利用して武器にする仕組みは、私はスパロボのエヴァ弐号機の打撃技にしたのを見てビックリしていたのですけど、既にここに原形らしきものがあった。
達人が斬ると痛みが無いとか、GAで以蔵が言っていたけど、それのグレートホーン版かな。
ムウが生き延びて、ニオベを倒せたことからしても、アルデバランの命は無駄じゃなかった。それに気づけるムウが来たから全滅しなかった。
双児宮
思ったよりサクサク進む。
サガ「まさか、あの男が生きていたとは…そしてふたたびこのサガの前に立ちふさがるとはな」
…再び立ちふさがる?カノンがサガに立ち塞がったようなことがあったっけ?
清く正しくありたかったサガに汚れを受け入れろと悪の誘惑していたことを指すのだろうか。
そして「まさか生きていたとは」と言っていることからして、カノンは既に死んでいる判定を下していたらしいサガ。
サガ「あの男は昔、このサガに悪への誘惑をささやき続けた男」
立ち塞がるって、そう言う感じ?
さぞや、うざかったのだろう…。
もしや内なるレムールの声はカノンの声として響いていたのかもしれない。
サガ「13年前、人間の力では決して出ることは不可能なスニオン岬の岩牢から行方知れずになった。神の罰を受け、とっくに死んだかと思っていた」
13年前、直接スニオン岬に出向いて、「…いない…」と呟いたのだろうか?
それとも、瞑想で念を飛ばして時々様子を見ていたら、ある日忽然と消えたカノンに驚いたのだろうか?
それを確認したサガの内面が特に描かれていないから、難しい。
以降意訳だけど、サガ&カノンの舌戦が繰り広げられる。
ずっと見ていたい。
カノン「大それた野望に敗れたおまえは、天罰を受け自ら死を選ぶに至ったはず。またこうしてハーデスの走狗となり先陣にたってアテナの命を狙いに来るとは。サガよ、おまえという男は真の悪そのものだった」
サガ「その悪を私に植え付けたのはどこのどいつだ。お前はかつてこのサガを、アテナを死ぬほど憎み続けていたはず」
…え。その理解??分かってないな~お兄ちゃん。逆だよ!当時のアテナに関する感情は知らないけど。
いや本音をぶちまけると、フェアリーから本部へ伝わって消されるから、こう言い返すしかないか。くっそ…フェアリーは余計な仕事をしている。
サガ「マスクを取って答えよ、わが弟、カノン」
わが弟…わが弟…。そうだった。そうだったよね。忘れていなかった。
サガ「アテナが悪行の限りをつくしたおまえなど、今更許すと思うか」
カノンは一体どんな悪いことをしたんだろう。知りたいような、知らない方がいいような。ただ今のサガが言う悪行は、ポセイドン関連のこと限定なような気もする。
カノン「スニオンで何度もアテナに命を救われた。海底神殿でも大いなる小宇宙に至上の愛を見た。それでやっと目覚めることが出来た」
ずっと目をそらし続けていたけど、一輝に看破されて向き合ったからね。
カノン「アテナが許すなら一命を投げ捨てて今度こそ正義のために戦うと誓った。アテナのため闘い抜くのみ!邪悪のやからはこの双児宮から先は通さないから覚悟しろサガ!」
さっきから、カノンからマスクを取って顔を見たいとせがみ続けるサガが可愛い。ちゃんと顔を見て安心したかったのかな。
聖衣がバラけても中の人などいない。
サガ「おのれカノン、どこまでもこのサガの真似をしでかすつもりか」
流石にそこまでカノンはお兄ちゃんをトレースしたい訳ないと思うけど…。
双児宮から教皇の前へ、直送便で攻撃(ギャラクシアンエクスプロージョン?)をお届けするサガ。え、そんなん出来るの?十二宮編で濫用したら青銅聖闘士は全滅して簡単に物事が動いたかもしれないのに、どうして使用しなかったんだろう。
教皇の間
玉座には座っていなくて、玉座に傅く場所あたりで瞑想をしていたらしいカノン。一応わきまえている。
やっぱり瞑想中は防御が犠牲になるっぽいね。回避をして出来ないこともないと思うんだけど。
距離があったからか、カノンははぁはぁするくらいで済んだ。
さぁ、ミロ対カノンが始まる(もうちょっと先で)
双児宮
サガの攻撃が命中して被ダメしたため、迷宮は解除され、シュラとカミュは突破。
サガ「あの弟カノンが、わたしにかわってこの双児宮を守ろうとしてくれたとは…まさか、夢にも思わなかったぞ」
声も無く涙を流すサガと、事情を全く知らないシュラ達。
ちゃんと改心したか問われるだろうから、ちゃんとしろよ、カノン。みたいな心情が書かれている。
まず、カノンが生きていて嬉しかった。ずっと望みだった聖闘士として帰ってきた。自分の代わりをきちんと果たそうとしている。
この3要素だけで泣けるって事は、岩牢に叩き込む直前まではこの願いが大きかったって事で、それが叶わないとなってから、それを捨て去っていたのね。でも忘れられなかった。
情報量が多過ぎる…。
教皇の間
カノンの大きなイベントの1つ、スカーレットニードルの洗礼です。
大型イベントは、
・スニオン岬の岩牢による制裁
・三又の鉾引き抜きからの海底神殿に強制召還
・対一輝で真実と向き合う
・三又の鉾を受ける(自主的な制裁)
・スカーレットニードル洗礼による制裁
・自爆
こんな感じかな。
サブイベントのはずだけど、そこそこメインイベントを引っ張っている感じがある。
ミロ「ポセイドンを利用して地上の人々をさんざん苦しめたお前など誰が認めるか!」
それはそう。
岩牢から流されるように海底神殿に着いて、気が付いたらポセイドンを利用できる立場になって、13年くらい孤独に耐えて、動きがあったと思ったらサガを失ったこともあってヤケクソになった、ホラー軍団な青銅聖闘士とアテナによって訳が分からない終着点に立っただけのカノンとは、ミロも思わないだろうし。
5~6発スカーレットニードルを受けて悶絶するカノンでさえ瞳にハイライトが残っている。
ミロ「オレのスカーレットニードルを甘んじてうけているような。カノンの小宇宙は最強だった兄サガと同じくらい強大な実力を感じる。まともに闘ったら下手をすればミロが敗北する危惧があるのに、何故」
カノン「たとえSN15発撃ち込まれても耐えてみせる。狂う事も死ぬ事も許されんのだ。一人の敵も倒さずには死ねない」
この辺からカノンの一人称が「わたし」になる。
サガの代わりを果たそうとしているのかな。どうやってもアテナのために全力を振るう機会に恵まれなかったサガのその無念は今のカノンには分かるのだろう。
ミロ「アンタレス!」
を迎え撃つカノンの表情がすこ。
ミロも熱いヤツよ。
聖闘士星矢には、これ系の熱を持つキャラしかいないのがいい。冷淡系はほぼいない。泥臭さがある。
沙織は一応ミロにやめろとは言うけど、強要はしない。さすがは戦いの女神。
この光景を生で見て、微笑みながら涙ぐむのは圧倒的にアテナ。
ミロ「この聖戦では多分オレもおまえも死ぬ事になるだろう」
…だよな…。GAは色々とおかしいもんな。
巨蟹宮
慟哭組は巨蟹宮へ到着。
双児宮に続いて巨蟹宮(ホラー要素が元からある+シャカ)。
さぁ、ホラーは続くよどこまでも。
サガとカノンが出張ると、途端に情報量が跳ね上がる。
手が痛くなるわ…。
FinalEditionに比べると、線描にアナログ感が強く残っている気がします。
ペンのかすれとか印刷のかすれ(?)のようなものが随所に残されていて、見やすさは少し犠牲になるけど、アナログチックでいい。
見ているのはKindleと言うデジタルにありながら、アナログを感じる。
17巻~19巻あたりの絵柄は本当に素晴らしいにも程がある。
車田節と美麗さとが合わさって、冥衣も天猛星がデコラティブなだけでシンプルだし。
やはり原作無印は良い。
「神の芸術」とレムールに言われたサガと、多分生き写しなのでカノンもそうなのだろう。それを堪能できるのが、この辺。
眼福でした。

