何やかんやありましたが、今年も3月末日。
気が付けば今年度に見たアニメが「夏目友人帳」だけと言う惨状です。
デバフ(更年期障害)に襲われ、ホットフラッシュと、やる気が出ない・心が動かない症状がきつかった冬~夏だった。
反動なのか、晩夏からバーサークモードになって、大変な半年になってしまった。
でも、お陰で漫画『聖闘士星矢』を読み直すきっかけになってくれたので、出会うべくして出会ったのかもしれないなと思う。
もう、あんなバーサークモードはこりごりですが。
漫画「聖闘士星矢」無印
>1~2巻
>3~4巻
>5巻 >6巻
>7巻 >8巻
>9巻 >10巻
>11巻 >12巻
>13巻 (←ここまでFinalEdition)
(↓ここからジャンプコミックス版ハーデス編)
>19巻 >20巻
>21巻 >22巻
表紙の13歳コンビ、いいよね。
背中を預け合う信頼感と瑞々しさがある。
尻の部分に破けがある…だと…?
⛓(ガードして見せません)
いい仕事してんじゃん。
まだ読んでいないけど、カロンのパートって冗長なんだよね。
一応大事な伏線を仕込むためなんだと思うけど、それなら銀河戦争時からペンダントをチラ見せしてほしかったなって。
では23巻です。
バレンタインに抱きついて一緒にフォーリングした星矢の意識が戻る。
おめでとう。第八感覚醒しました。
本誌リアタイ当時、同じ場所にいるのが紫龍じゃなくて残念だと感じていた気がします。
分かってないな、過去の自分。
紫龍もヨシ!瞬もヨシ!
ツッコミ待ちのボケ担当の星矢と、優しいツッコミ&フォローの瞬と言う、ある意味令和的なタッグと言えないだろうか。
紫龍の方が星矢よりヤベェからね。必然的に星矢がツッコミ側に回らざるを得ない。
第八感(エイトセンシズ)の説明を瞬から聞いて、「やっちまったな~、危なかったな~、紙一重だったな~」と青ざめたことでしょう。知らぬが仏ってか。
いや、仏になっている場合じゃねぇ!アテナの聖衣を持っているのは星矢なんだからね。
地獄門(地獄の門)なる存在は、この漫画で知りました。
「ここに入る者、一切の希望を捨てよ」(この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ)
が読めるクレバーな星矢。
元ネタであるダンテの小説を一回も読んだことがないまま半世紀来た。きっとこれからも読む機会は無いと思うなりけり。
星矢が言う、パンドラの箱の逸話も、実は私にはよく分からない。
箱から飛び出た邪悪な災いが飛び出て、今も世界に満ちている。
箱の中に留まったのは希望だけで「希望を捨ててはいけない」と星矢は言う。
捨てているはずの災いの気配が濃くて、希望は薄いのは、私が厭世的な気持ちに支配されているからだろうか。
アケローン河(レーテ河、三途の川)に到着。
川岸で嘆き苦しむ亡者達だけど、中央にいる両腕を天に伸ばしている人にウェービーヘアの男(?)が寄りかかっているように見える。どういうシチュエーション??
カロン「無気力に一生を過ごしてきた奴等、良いことも悪いこともせず無為無益に日々を送ってきた」
グサァッっと私に刺さる悪口雑言…。
そっかぁ、私は河原行かぁってなる。
天国にも地獄にも行けないらしいが、悲嘆に暮れるしかやることがないのも大概地獄じゃ?
vsカロン。
このやり取りを多分カノンは見ていた。
渡し守はカロンだけなの?一日何往復してんの?一人でさばききれるの??
疑問しかない。
1対2(星矢&瞬)で、こんなに苦戦することある?マッハ18なんて今の二人なら楽勝じゃないの?
瞬のペンダントって純金製なの?今の時価にしたらいったいどれだけの価値になるのやら…?と皮算用を始める私は、カロン側かもね。
片道2時間。往復4時間。休みなしでカロンが働いても、1日6往復が限界。
多くても10人乗れるかな?って大きさだし、効率悪すぎじゃない?
河に落とされた星矢にすがりつくたくさんの亡者の群れ。これは「零~濡鴉の巫女~」のあの方々を彷彿としてしまう…って星矢は亡者を振りほどいている。さすが。
一輝に続き、「聖闘士には一度見た技は二度とは通用しない」が星矢にも発動。聖闘士、怖いね。
出会ったら即とどめを刺さないと絶対に勝てないのが聖闘士。別名主人公補正。
冥闘士がアケローン河で溺れるのはいいの?
カロン「何が卑怯だ!敵を簡単に信じるお前達が大馬鹿なのだ!」
カノン「分かる~」とか、腕組み後方彼氏面して頷いていそう。
エリシオン=極楽浄土。地獄の番をしている冥闘士とは無縁の場所らしいです。
でもネットも漫画もアニメモゲームも無い場所に留まるのも地獄だなって思う俗物私。
冥界の地獄には、八つの獄(プリズン)、三つの谷(バレイ)、十の圏(スフィアー)があるそうな。
作者にモチベーションが残っていたら、この辺もしっかりと描かれていたのかもしれないので、惜しい事になったね。冥闘士と聖闘士の戦いを絡めつつ地獄エピソードが見れたかもしれないのに。
星矢との戦いに敗れたカロンは身ぐるみをはがされた上に渡し守の仕事に戻る。
多分この後カノンの幻朧拳辺りを食らって、延々と聖闘士を運ぶマシーンになっていた可能性がある。
カノンから「キビキビと漕げ!」足蹴!みたいなブラック職場一直線になっている気がする。
最終的に冥闘士は全滅しているので、カロンは過労死したのかな…ナム…。
裁きの館
本来の担当者はミーノス。
何故か聖戦開始時はサボっており、代わりにルネがいる。
ミーノスは多分静かなのが好き。ルネは雑音が大嫌い。こいつらさぁ。
アケローン河の水は骨身に染みるとカロンは言っていたし、くしゃみくらい出るか。
星矢と瞬をルネの前に案内したのは、スケルトンのマルキーノだったっけ?めっちゃ可哀想。
閻魔帳(ファイル)のサイズ感が凄い。両開きで1m以上あるように見える。
vsルネ。
リーインカーネーション発動直後のドSな表情、いいね。何かこの漫画では珍しい。唇うるつや。
ルネ「神でもない人間が他人を制裁する権利など、ありはしない」
常にブーメランでありながら、人の世の弱点を突いてくる。
ん?ルネはアナザーディメンション使っていない?描写が似ているだけで、どっちかって言うとルーラ?
第六獄一の谷、血の池地獄。
暴力を振るって他人を傷つけ血を流し続けたものが堕ちる、煮えたぎる血の海の中で苦しむ。
アナザーディメンションでも対処できるネビュラチェーンさんだ。面構えが違う。
カロンは現ハーデス(見た目瞬)を知らない。ルネは顔を知っている。
どの辺から幻朧拳の幻覚だったのかな。マルキーノは助からない?
色々情報を引きずり出した星矢&瞬をルネのファイヤーウィップから助けたんだね。ツンデレカノン。
雁字搦めが似合う男、瞬とアイオリア。今回は瞬です。
ひっそりと内股になる格好だけど、聖衣のデザインも相まって似合う。美しいとさえ感じる。
瞬「僕は戦うことに疲れてしまったのかもしれない」
ルネ「思えば不憫なものよ。敵とは言え確かに純粋な心を持っていた」
瞬の生首だけでも葬ってあげようとするルネだが、
「余の首を刎ねて何とするか!」
もう一人称でネタバレしているやん。
ルネの法衣の肩の形状が滑らかなのに、中身の冥衣は肩にいっぱい角が生えているし背中には翼も生えているデザイン。どうなってんの?
ルネがちょっと可哀想?
狼狽して冥界の奥へと走るルネを止めたのはラダマンティス。
ラダマンティス「ハーデス城でもその男の小宇宙を感じたが、それはライブラよりももっと若く、神をも恐れぬ強大さを漂わせていた」
…??
ライブラ(約18もしくは261)と、カノン(28)。
ステルス機能が強力で、目視さえもできない隠れ身を持つ、双子座の黄金聖衣運び屋カノンの登場です。
ラダマンティス「かつては神さえもたぶらかした男。双子座のカノン!」
…??
言うほど誑かせていたっけ?
カノン「ルネに幻朧拳でハーデスの座まで案内させるつもりだった」
カノンは、とりまラスボスの首を狙いに動く。「海皇再起」でもそんな挙動をしていた。
ファイヤーウィップにカノンの指がピシッと触れただけで、鞭もろともルネも粉みじん。
…は?何それ、どういう原理??滅茶苦茶すぎじゃない?いくらなんでも。
カノン「貴様(ルネ)は、神でもない人間が他人を制裁する権利など無いと星矢達に言った。これは神でもない貴様が他人を裁いた天罰かもしれん」
ツッコミどころ多すぎる。
カノンはちゃんと星矢の名前を把握していたんだね。
カノン「その天罰を貴様も受けるか、ラダマンティス。それともおとなしく、ハーデスの元へ私を案内するか」
どうした?
大人っぽい口調に、一人称「私」を使うカノン…。
ヘナヘナと萎れる私。
サガの代わりに双子座をまとうにあたって、言動をサガに寄せているのかな。無理しているのかな。
サガならこう言う。サガならこう動く。サガならこう戦う。
そんな捻じれを感じる。
拗れに拗れたカノンのこれまでと弱さを海界で受け止めて乗り越えてきた経験のお陰か、落ち着きを感じますな。
でも私は「失せろ小娘!」なカノン(15歳当時)や「そうはいくかよ」とか「オレたち兄弟を弄びやがってぇーっ」とか「くらえクソガキ!」なカノン(28歳)の方が自然な気がして、好ましいと思っています。ややカッコ悪い方が光り輝いている気がする。
カノン「体が軽い…この冥界にはハーデスの結界が敷かれていないようだな」
は、カッコ良すぎてズル過ぎる。手の平は永遠とクルクル高速回転しちゃう。
カノン「ハーデス城で1/10の力も出せずにいたミロやアイオリア達のようにはいかんぞ」
ミロが真っ先に例に上がっている様子を見るに、一方的にやられている彼らを見て冥界勢に対してイラッと来ていたのだろう。見ているしかできないからね。アイオリアのこともちゃんと認識していた。これは、美味しいと思います。
カノン「そうでなければ、彼らがあっさりとおまえごときにやられる訳があるまい」
「彼ら」と「おまえごとき」の間には、今日も冷たい雨が降る。
ラダマンティスと初対面だから、冷え冷えしとる。
カノンが誰かに喋る時、相手を「貴様」と呼んだり「おまえ」と呼んだり、結構適当みたい。
「おまえ」の方が若干親しみを感じるかな?
ちなみに私は、メインCPとして8割くらいカノサガである。
1割が童シオ、残りに星矢×瞬とか一輝×瞬などが続き、ラダカノがその次くらいにいる。他ロスカノとか「エピGA」で生えたロスリアとか貴鬼カノとかもいる気がする。
星矢「カノン!!」
何で名前知ってんだ?!海界ラストでも名前呼んでいたけど、何で知ってんだ???
カノン(弟)、星矢(弟)、瞬(弟)。弟トリオ勢ぞろいなのである。
アイオリア(弟)を含めて、チーム弟としてわちゃわちゃしてほしかったな。
元気ですかー?orうろたえるな小僧ー!的な張り手で吹っ飛ぶ星矢&瞬。
カノン「女子のように感傷的な者など足手まといになるだけだ」
※感傷的でない場合、女子でも足手まといとはならない理屈。
カノン「戦場の真っただ中で戦いに疲れたなど甘ったれたことを考えるな。その敵を倒さなければ、次はその敵に寄って多くの罪のない人々が傷つけられていく」
瞬の心にカノンの言葉は響くのか?響いても人間の根っこの部分はそう簡単には変われない。
カノン「そういうこの私もかつては悪の染まった身…偉そうなことは言えない(略)この世の邪悪をすべて片づけてから神の裁きを受けよう、それまでは戦い抜くのみ」
吹っ切れたカノンの強さと、口調をサガに寄せる事による弱さが垣間見えて、大変美味。
ラダマンティス「かつてはポセイドンまで手玉にとった邪悪の貴様が聖闘士に説教とか片腹痛い」
言うほど手玉に取れてなかったと思う。
カノンが出るだけで情報量が盛りだくさんになるの、何故??不思議だね~。
ラダマンティス初手グレーテストコーション。
聖闘士は「回避」概念がない。取り敢えず攻撃は喰らっとけ精神である。
なので初手でトドメを刺せない場合は、詰みます。
カノン「さすがは百八人の冥闘士でも最強の三巨頭の一人よな…」
弱々しく言っておいてからの、スタン⚡!
カノン「伝説の魔拳、幻朧魔皇拳はその比ではない」
特に何の説明もなく、カノンも使用可能らしい。どうやって会得したんだろうね?修行地すら無いんですけど。
カノン「かかった奴は与えられた人間を殺さぬ限り目を覚まさない」
相手は人間じゃないんですけど、もしラダマンティスに幻朧魔皇拳がヒットしたとして、完遂できないんじゃなかろうか。
ラダマンティスはパンドラ様の招集に応じてコキュートスへ。
ラダマンティス「カノン、戦いはひとまず預けておくぞ。決着はこの次に必ず…」
えも言えぬ執着心に目覚めた瞬間ってとこですか。
非ネームド冥闘士6人対カノン。
一応ラダマンティスは「やめておけ、お前たちが何百人かかってもかなわん」
と忠告してくれていたんだけどね。
忠告を聞いて身を引く→「逃がさん!GEX」
忠告を聞かずに戦いを挑む→「見るか星々の砕ける様を…GEX」
※GEX=ギャラクシアンエクスプロージョンの略
関わった瞬間終わる。この理不尽さは一種のホラーかもしれない。
第二獄
冷たい雨の谷間を走る星矢&瞬。
急にエジプト遺跡と獣臭でお出迎え。
本物のケルベロスだあぁぁーっ!!!亡者を食うでもなく、かみ砕いて吐き出している。
やっぱり「エピGA」のケルベロスにチェンジで。
噛まれてペッされた星矢に、パッツンおかっぱヘアが特徴の天獣星スフィンクスのファラオくんが登場。
地獄の番犬ケルベロスは貪欲の罪人の餌食になるのだとか。私、この子に噛まれる未来しか見えないよ。
敵対存在とは言え、キャイイインと鳴かせるのは心が痛む。
ファラオが魔琴を奏でようとした時、オルフェくん登場。
登場人物で多分一番のリア充、琴座の白銀聖闘士。
いや、リア充は言い過ぎました。聖闘士なのに冥界勢にペコペコし続けないといけないのは、生き地獄なんだよね。
ファラオ「バランスオブカース」(YouTube)
私のイメージは琵琶だけどアニメでは普通の竪琴っぽい音色。もっと重低音で腹に響く感じかな?って思ってた。
星矢から心臓が飛び出るが即死技じゃない。
聖なる秤でマアトの羽の重さと比べられ、重いと肉体も魂も消滅する。らしい。
ポロン(オルフェの琴で)キャンセル。
オルフェの機転でストリンガーノクターンによって綺麗な花と一緒に吹っ飛ぶ星矢&瞬。
そして三人はデコルテより下が岩になっているユリティースの元へ。
ユリティース「ほんま、どうしてオルフェって、こう頑ななのかな。私はもう色々疲れたわ」って思っているかもしれない。
オルフェはあの世までユリティースにストーキングして、現世に連れ戻そうとして失敗。あの世でずっとユリティースが動けないのをいいことに、ずっと琴を聞かせ続ける相方って、どうなん?
昔読んでいた時は、オルフェは健気だなと思ったけど、今見ると大分面倒臭い。いい加減前を見て生きてくれやってなりそうな気がしてね。
23巻(別冊カノン)でした。
スフィンクスの冥衣の左二の腕に巻き付いているの、スフィンクスの尻尾なん?可愛い。
ハーデス冥界編序盤は、カロンとかマルキーノとのやり取りや戦いが冗長で、進みが滞っているイメージがありました。
今見ても、ちょっとサクサク食感ではないなと思う。
ルネ戦後半からサクサクし始めたと思ったら、黄金聖闘士のカノン登場で湿り気がちょっと出る。
楽器対決はこの漫画では珍しいので、次の巻が楽しみです(展開を知っているけども)。
一条の光明へ向けて、ちょっとずつ読み進めていきます。

