漫画とか

雑念

ネットで漫画を読む、それも通勤通学途中や帰宅途中、あるいは待ち合わせ中など手元にスマートフォンがあって、マンガ読みたいけどスマホだと画面が小さくて普通の漫画が読みづら~い!

って流れがあって10年位前だったかしら、縦読み漫画アプリがワラワラと増えた流れだったかなと思う。
実際のところフォーマットとしてはかなりの需要はあったかと思う。
手持無沙汰でゲームほど熱中したくないけど、気楽にエンタメ摂取したいなってタイミングに上手にフィットする形態だったと思う。
今はSNSがそれを担っている。

が、蓋を開けてみたら縦読み漫画「ウェブトゥーン」の作成者の大半は韓国の人だった。
作者の名前がアルファベットイニシャルの場合も大半日本人じゃない気がします。
それの良し悪しはいったん置いておく。
実際日本の作家でも縦読みタイプで公開していた方も少なかったけどいた。でも本当に少なかった。

私の好みの問題だと思うのだけど、正直縦読みは合わなかった。
1つは単純に乗り物酔いみたいな症状になる。
縦読みの、特にシリアスでバトル要素があると、無駄に余白エリアを設けて間合いを演出するのだが、その分早く長い距離をスクロールしていく事になり、その動きに体が付いていけなくて乗り物酔いのような眩暈と吐き気に襲われて読み進められなくなる。

また、文化的な国民性なのかストーリー展開やキャラクターの性格言動が粘着質で不快なネッチョリ感と陰湿さを感じる事が多い。
陰湿さも日本の漫画とは何となく毛色が違って、日本のは背中を冷たい何かで逆なでされるような多層的な恐怖を伴う陰湿さ。ウェブトゥーンのは汚物を鼻先に近づけてこられて粘着質的に嫌がらせされているような不快感?
グロテスクであれ、人間関係であれ、むき出しで悪意をまき散らすような様を見せつけてくる。
言語化は私には難しいけど、何かが確実に「違う」と感じる。
これもまた異文化交流として楽しめればいいけど、それが面白さに直結していないちぐはぐさがあるような気がしていた。全部を読んだわけではないから全てがそうとは言わないけれども。

とにかく、縦読みウェブトゥーンは体質に合わないのもあって、「JADE」を頑張って読み切ってからは縦読みから足を洗い、普通のコマ割り漫画に原点回帰していきました。
本当に、従来の漫画のコマ割りは読みやすい。

【韓国】ウェブトゥーン株が大暴落 量産型の漫画だらけで「大作」「本物の作品」がない

2取引日で1兆ウォンが消失…NAVERウェブトゥーンには「量産型」ではなく「本物の作品」が必要だ 2024年8月13日16:03:45

10年以上展開していて、いまだに「本物の作品」を欲しているらしい。
日本の漫画やアニメ制作のノウハウを下敷きにし、国策で動いていたと言う話しも聞いていたので、このコメントは正直びっくりしました。
無からの創造であれば10年は…まぁ、デジタル化やITが整備された環境でもちょっと遅いかな?とは思うけど、焦り過ぎではないかな。

エンターテイメントは、普通の人が普通に手軽に楽しむために手に取る文化であり商品だ。
(作り出す方は命と魂を削っているけれど…読み手もたまに魂を削っているけど!)
「漫画は心のおやつ」と漫画の神様はおっしゃったそうだけど、国策でおやつ作りと普及を後押しするのって違和感があるのよね。供給倍プッシュしていても求めている人がいなければ、そりゃ育ちにくいでしょう。
おやつは作る側のこだわりや工夫と、食べたい人の欲求と驚きと安心感のバランスが必要なように、漫画だってそのバランスはきっと必要。クールジャパンも、もういらないです。
国策でエンターテイメントプッシュは矛盾があって、求めている人がいない気がするの。

私は酔うから縦読みウェブトゥーンはもう読まないだろうけど、需要はまだあると思う。
この形に合う本当の作品を生み出せるといいですね。
新しい文化を育むのはとても難しいし、時間と人力と創意と工夫と無数の試行錯誤が必要でしょうからまだまだ気長に、ね。