38年の時を経て続編アニメが放映される『鎧真伝サムライトルーパー』…公式サイトのローディング画面が真っ赤で目が痛い。烈火だか灼熱だかしらんけど、もうちょっと優しい色味とか無かったんですか。
このアニメの過去編にあたる「鎧伝サムライトルーパー」の音楽について、ダラダラと書いています。
長年アニメを愛好している私の、生きるための知恵なんですが
「新作アニメに臨むときは予め期待値をゼロにしてハードルを地面の下にめり込ませる」ようにしています。
期待が膨らんで、いざ見てみたら、あらあら…みたいな事になっても、心にダメージを負わないための防御反応みたいなもの。
その上で面白かったらめっけもの。ダメで元々。そんな後ろ向きな生き方しか出来なくってね。
そういう意味でも今『鎧真伝サムライトルーパー』の期待値はゼロ。
旧作のイメージが強すぎるのもあるのかも。
リアタイはしていないけど、一応漫画も含めて殆どの作品は網羅したと思います。メッセージはいまいちよく分からなかったけど。
熱血甲冑アニメ作品なのですが、漂う暗くてジメっとした独特の空気感と、すっとんきょうな性格のキャラクター達と言動、よく分からない監督交代、キャラソン。
80年代特有のカオスが「鎧伝サムライトルーパー」には凝縮されているわけです。
これを超えるためには、製作陣と何より視聴者が試されているわけです。
旧作アニメには色々問題があったけど、私はその世界観にのめり込んだし、今でも大切なアニメ作品だと思っています。
その一翼を担うのが、音楽。
オープニング、エンディング、挿入歌、キャラソン、BGM。
やべーのも含まれているけど、神がかった名曲もある。何なら今でも時々聴いている。
「スターダスト・アイズ」
オープニング1曲目。
OVA「輝煌帝伝説」のオープニングテーマでもあるのだが、曲最後の連続する打楽器中心のテュッティ(すべての楽器が一斉に鳴る)に合わせて黒い結晶が何本も生えてくる描写が私には鮮烈に残っています。
サムライハートの陰に隠れがちだけど、私はこっちも大好き。
「サムライハート」
銀魂で同名曲が出た時には眩暈で倒れるかと思った。すみません。銀魂は好きですけどあの歌はちょっと…。
サムライトルーパーで一番知られている、かもしれないのがこの歌。
森口博子さんがカッコ良く歌い上げる、どこか悲しげなメロディーラインも素敵です。
クリスタルアイズより、歌詞が作品の世界観に合っているので、全てが完璧すぎるのです。
「つかまえていて」
OVA「MESSAGE」のテーマソング。
メッセージのストーリーは、雰囲気重視が過ぎて私には全然意味が分からなかったけど、この歌が寄り添っているだけでお釣りがくる。そんな切ない歌。
曲の編成、歌詞、全てが完璧すぎる。
切ない雰囲気や絶望的な雰囲気の漫画を読むときに聞いていると、大体しっくりくる。
2026年1月に放映される新作サムライトルーパーに、この3曲を超える歌が生まれるのかどうか。
難しいかもしれないけど、あきらめきれない。
キャラソンで一番好きなのは
「Wonder (時に投げる疑問符)」
1番を草尾さん、2番を西村さん、そしてデュエット。
キャラソン独特なクセは強いけど、歌詞が詩的で素敵。
自分が鳥になって滑空しているような感じがして良い。
二十歳くらいの頃、ひどい喘息の発作に何度かあって動けなくなったことがありましたが、この曲が流れてくると少し呼吸が楽になった。何でかは分からないし、再現性も無い。今はお薬の服用で発作は殆ど起きていません。
この歌は好き嫌いとかではなく、生命維持装置みたいな歌です。好きですが。
BGMは全体的にロック調で都会的な雰囲気が多い。
スパロボオリジナル曲に似た雰囲気が多いなと思う。バトルものだし、そうなるか。
その中でも最も好きなのが
「起~新たな予感」
切ないようなピアノ曲。
作中にこれが流れた記憶は無いが、私史上でもトップ10に入るレベルで好きな曲。
「無常の月」
パイプオルガンによるバロック調。
この曲と「つかまえていて」を無限にリピートしていた学生時代を思い出す。
「舞~女戦士迦遊羅」
和風ロック。
迦遊羅という私がこの作品で一番好きなキャラのイメージ曲なのです。
サムライを謳っているのだから、もっと和風要素をもりもりに盛り込んでほしい。
「阿羅醐のテーマ」
テレビ版のラスボス、阿羅醐のテーマ曲。
最近amazonミュージックアンリミテッド体験無料期間の際、公開されている全アルバムを通して聴いた時に、「え、好き」って気付いた曲。
学生時代でも聴いていた筈なのに、何か思い入れがあった記憶が無いので、年月とともに得た好みに合致したのかもしれません。
「終章」
「つかまえていて」のピアノバージョン。
切なさで胸がかきむしられてしゃーない。
新作アニメに対するハードルを上げ過ぎたかな?
