良い夜ーっ!!!

雑念

過去記事「21年春アニメの感想」で見たアニメの原作がずっと気になっていました。

アニメの段階でだいぶこう、腐女子に優しいエンディングを迎えていたような気がしたのですが、多分アニメの最終話はアニメオリジナルだったと思うので、原作はそんなに腐女子に優しい作りではないだろうと覚悟を決めて臨むつもりではあったんだけど。

Kindleのタイムセールの誘惑に負けて…。


…え、私の妄想の力が生み出した夢?

最終巻で一番印象的な「グッドナイトーッ!!!」
そりゃ刺さるよね。私もモロに刺さって引きずっているもん。
ケッコンの誓いみたいなのをしていたシャーロックとウィリアムより、そっちに持っていかれるよね。
いや、グッドナイトの雄姿ですらカバーしきれていない。何あのケッコンの誓いみたいなの?!
お互いを灯として、道を誤らないように共に生きていくって!
情緒が壊れちゃった。
全部が幻覚だったとしても悔いはないです。
ホームズ家とモリアーティ家の間で生まれた子である「鴨乃橋ロンの禁断推理」のロンが、シャーロックとウィリアムの先にある愛の結晶的な概念?と脳内を暴走させるのであった。

雑感つらつら(思い出すか読み返せたら追記するかも?)

シャーロックはウィリアムと2回目に会った時、それまで見たこともないようなキラメキ方をしていたので、初対面の時から恋に落ちていたのかもしれない。
普段はムスっとしているのに、ウィリアムの姿を目でとらえるたびに(最終19巻でさえ)キラメキを纏うシャーロックなのであった。
二人がお互いを「友達」と言っているのだが。
一般的な「友情」とシャーロックが持つ「友情」は全くの別物。相手が高所から落下するのを目の前にして「一緒に飛んで抱き込んで庇いつつ落下」は友情でも愛情でもできない。適切に表現できる語彙が無いので友情が代替されているだけで、もっと適切な言葉があるとしたなら一体どんな言葉なのだろうか…。
シャーロックはワトソンの婚約者に対して、かなりの嫉妬の炎を燃やしていたので、その時点でもう友情がはちゃめちゃに重たい。これに応えられるのはワトソンとウィリアムくらいしかいないだろう。
ウィリアムが隣にいる限り、やばいお薬に手を伸ばすことも、壁に拳銃を撃ち込むことも、もう無いのだろう。よかったよかった。
2巻のカラー中扉絵でモリアーティ陣営とすれ違うホームズとワトソンが描かれており、シャーロックとウィリアムだけがお互い目で追っており、こんな初期の段階からお互いスルーできない何かが存在することを示唆していたんだもんな。

シャーロックの重たさはファフナーの一騎を上回りそうな雰囲気がある。
総士9連呼vs意識を取り戻した瞬間第一声が「リアム!」からの10回(?)もの名前呼び…う~ん、状況は異なるけどどっちも相手の生死に関わる状況なだけにドローかもしれない。湿度の高さは一騎に軍配があったけど二人とも重たい。

アメリカに渡るまでシャーロックはズボラで汚部屋でも平気だし、多分昼夜逆転してたりしていたし、ろくすっぽ仕事もせず家賃も滞納しているような有様だった。
それが渡米後はまるで別人?ってくらい仕事をし衛生的にハウスキーピングし、忙しい仕事の合間を縫って意識不明のウィリアムの看病に通いつめそのまま寝落ちしては仕事に行くみたいな頑張りを見せ、ウィリアムの意識が戻ってからもメンタルケアに粉骨砕身し、生活のほぼ9割をウィリアムに捧げる姿…。控えめに言っても頭ぶつけて人格が変わっている。
普通に高所から落ちて頭打っているし心肺停止してたっけ。知能の方に影響が無かったのが本当に幸いだったな…。渡米以降が死にきれず意識もないシャーロックの夢だったら最悪だなってくらいの。

シャーロックにとってワトソンは帰ってくる場所、安らげる人。ウィリアムは共に進みたい人。そんな印象。一騎にとっての真矢と総士の対比って言うか。
謎を作り出し挑むウィリアムと謎を解き明かすシャーロックの対比は、アニメ「ファイブレイン」であった「ギヴァー(課題を出す人)」と「ソルヴァー(謎を解く人)」の対比に当てはまるようにも感じた。そりゃ二人の魂の形が合えば、何よりも強く結びついてしまうのは仕方が無いかも。と1期のカイトとルークのとんでもないいきさつを思い出して腑に落ちるのであった。

私の記憶にある本来のモリアーティ教授のビジュアルと今作のモリアーティのビジュアルの違いにも言及があって、納得感あり。
このヴィクトリア朝のイギリスを舞台にした漫画作品はJOJO1部(ちゃんと読んでない)とか黒執事(アニメオリジナルで満足)とかカイン伯爵シリーズ(読んだけど内容は忘れた)がある。どことなく耽美的でほの暗い退廃的な雰囲気が漂っている…よね?
14巻くらいまでは今作も陰鬱な雰囲気が勝っていたけど、渡米後は若干カラリと乾いた空気感になった。

ハドソンさんがカッコ良すぎる。一般人の中で多分一番危険に近い場所にいる女性なのでハラハラと見守っていました。
ジェームズ・ボンドさんは背丈以外が完璧すぎて、上げ底靴くらいのウィークポイントが残ってて逆に安心しました。マネーペニールートかな?と思ったけど違ったっぽい。じゃぁハドソンルートはありなのかどうなのか。
マネーペニーのプロフィール「好きなもの」に「ボンドの香り」ってあったから、ワンチャンあり…?プロフィールが英語で書かれてて正直イラっとしました。Google翻訳アプリのカメラで翻訳して気付いた私の驚きの気持ち。モランに気持ちが傾きかけているっぽいので、あくまで香りが好きなだけだったらつらい。

ウィリアムが目指したのは、いわゆる「ゼロ・レクイエム」か。
本家であるところの「コードギアス反逆のルルーシュ」最終話は2007年なので、モリアーティ側がゼロ・レクイエムを引用した感じなのだろうか。

シャーロックとウィリアムが辛くも生還できた立役者のビリー。めっちゃ可愛いしいい人。
彼の献身が無ければ14巻で完結していたところです。ファフナーなら初代操か甲洋みたいな雰囲気。
漫画は1部完ってことで、2部が予定されているらしい。SLAMDUNKのことが脳裏をよぎる。
「憂国」で最大の憂いは晴れたみたいなので、2部は無くてもいいっちゃいい。
だってこのままだと第一次世界大戦辺りまで行きかねない。その先はあまり見たくないと思ってしまう。見たいのに見たくない。

アニメは最終話はアニオリではあったけど、それ以外はビリー登場以降を除くと、かなり原作に忠実だったと思います。
アニメは2021年に見たの?10年くらい前に見たような感覚だった。私の中の時間間隔が狂っているみたい。

漫画は知らない間にRemainsとか言う過去編が始まってた。
うぅん、過去はそんなに興味はひかれない気がするけど、どうだろう? 

追記
憂国をめっちゃ楽しめたので、


ノベライズ作品のコミカライズ。3巻完結済み。
ノベライズに忠実にし過ぎて文字が多すぎる…漫画は絵があるのだから、もう少し文字情報をスリムにしても良かったと私は思うんですけどね。

渡米前のシャーロックは、単独で捜査する時にイマジナリーワトソンを脳内に持っていた。シャーロックはやっぱ友情が重たすぎる。けど人間味を感じられてよい。
ルイスは終始実兄のウィリアムに依存に近い愛情を持っているのはいいけれど、ウィリアムに絡みに来るシャーロックを(この世から)排除したい思惑がアルバートを通して読者にも明言された。けどシャーロックに対していつも敵愾心むき出しなルイスだから違和感無い。いつも猫がシャーッって全身の毛を逆立てているみたいな雰囲気で可愛い。
今作のメインテーマである少女ヘレナの共感覚(声に色が付く)を見て、懐かしい気持ちになりました。
漫画「SOULCATCHER(S)」の主人公の共感覚に近い感じがした。…もうあんまり内容は思い出せないけど。

ダラムの大学から駅までの道すがら起きたハプニングも描いてほしかった。ノベライズを読めって事?いやもう無理ぃ…💸。

腐としては、シャーウィリ(シャーロック×ウィリアム)とマイアル(マイクロフト×アルバート)、レスパタ(レストレード×パターソン)辺りに落ち着きそうです。ほぼ公式みたいな関係ばっかりで妄想の飛躍とかは無いけれど。
…ルイス難しい…フレッドかモランかな?ルイスからウィリアムへの矢印が強すぎて。ウィリアムだけではない誰かにルイスを受け止めてほしい。価値観ならフレッド、重たさならモランなんだけどモランはマネーペニーさんに行きそうだから…う~~~ん。
あとは、ウッズ×消火活動中にウッズに助けられていた可愛い感じの名もなき貴族、とか?消火活動後も交流を続けて絆を育んでいてほしい。

シャーロック×ウィリアム(憂モリ)
正義×リチャード(宝石商)
マサキ×シュウ(スパロボ)
一騎×総士(ファフナー)
一定の傾向があるような気が…。
受が天才で戦闘力もある美形。
攻は受を追いかけ続けて闇を打ち払い光をもたらす。的な?

2周目。
アニメを見ていた時の事をちょっと思い出していました。
ミルヴァートン出現~ウィリアムとシャーロックがそろい踏みまでは付いていけていたけど、急にシャーロックが大笑いしながら「犯罪卿がお前(ウィリアム)で良かった!」と言い出したあたりから急激に私の理解力が低下して、ミルヴァートンと一緒に「え????????」ってなりながら見てた事。
それと、タワーブリッジで落下するウィリアムの手を掴もうとするのは理解出来たけど、その後落ちていくウィリアムを追いかけるために自分も飛び降りていくシャーロックの挙動や機微が分からず「え???????」いや萌えるけど意味が分からない萌えるけど??ってなってた事。

原作を読んでいくと、アニメ程置いてけぼりにならないので、アニメは何か重要なイベントが抜けていたか、私がちゃんと全話丁寧に見ていなかっただけなのかもしれない。

読み返すにあたって、シャーロックのウィリアムと言う存在についてのセリフなどをメモってみた。
シャーロックにとってウィリアムは極上の謎。
つまり(極上の)謎=ウィリアム。
4巻の時点でウィリアム欠乏症で大変病むシャーロックの描写が病的で凄い。
もしもなのだけど、
ホープを撃つ→犯罪卿の正体が分かる(どこまで正確に伝えるかは不明瞭)→ウィリアムから探偵役落第評価を受け以降関われなくなる→シャーロックは正気を保てず身を滅ぼす→シャーロックではない探偵役と決闘したうえウィリアム単独でタワーブリッジダイブ→BAD END。
こんなifがあったかもしれない。おーこわぁ。
6巻、「あいつ(シャーロック)自身の命より大事な謎」
「謎に対する偏執狂的」と言われていたりする。
つまり自分の命より大事なウィリアムに対して偏執狂的である。
8巻のルイス曰く「真実を暴き立てることだけが生き甲斐」…言い方の尖り方がいい。
以上、シャーロックは極上の謎であるウィリアムの存在に対して偏執狂的なため自分の命よりも大事で、それを暴き続けたい欲求と宿命を背負っているキャラ。
だからタワーブリッジから飛ぶし、五分五分の可能性に懸けることにためらいが無い。だってウィリアム(極上の謎)がいないと生きていけないから。とは言え、やっぱこの思考は付いていけないな。

ミルヴァートンの秘書ラスキン。嫌がらせレベルと忠誠心カンストしているけど自我が無さそうなキャラ。彼はどうしてあんなに盲目的にミルヴァートンを慕っているんだろう?後追いで火の海にたたずむガッツが逆に怖い。

2部はいつから始まるのか始まらないのかも不明なので、しばらくは1部で満腹満足感を堪能していこうと思います。