今日は親の頼みで役場に出向いた。
帰り道は普段行かない道で、プラプラと歩いていたら不意に愛犬が元気いっぱいだった頃に歩いていた道に差し掛かった。
そうしたら、それまで閉ざされていた記憶の扉が開け放たれ、封印されていた記憶が溢れ出た。
「思い出の封印が解放されました」みたいなアナウンスが脳内で響き渡る。
そうだ、この公園で一緒にお花見して遊んだよね。
この道を一緒に歩いていたよね、この道の先にはもう一つの遠い公園に続いていたよね。と、記憶がこぼれ導くままお散歩ルートを大きく反れて歩いていきました。
目いっぱい大暴れし目にも止まらないスピードで暴走しまくっていた、在りし日の愛犬の雄姿を幻視しながら公園を歩く。
この数年はずっとその日の対応に追われて、すっかりと忘れてしまっていた思い出を辿りながら帰路につきました。
そんな感傷的な冬の日でした。
