SK∞ エスケーエイトの感想

アニメメモ

新年早々プライムビデオでアニメ「SK∞ エスケーエイト」を視聴しました。
現実世界のスケボー乗りは、危ないし、うるさいし、大多数が集団でイキっているだけの醜い種族だと感じるのですが、二次元なら話は別です。
画面突き破って家屋に損害を出さないし、実害は無いのでね。

このアニメは、一言で言うなら
「ほどよく狂った青春アニメ」
でした。
主人公二人の少年の、序盤友情を育みつつ、スノーボード挫折したダウナー系の男の子にスケボーを教えて、上達を二人で喜ぶターンから、教えた方が新人に置いて行かれて悔しいやら寂しいやらで黒いものが心に噴出するターン、それを正しく受け入れて友情をもう一度取り戻すターン。
主人公二人はイイ感じで青春を甘酸っぱく謳歌するお話でした。

登場人物の愛抱夢(アダム)がクレイジーでサイコで、吹っ飛び過ぎていた。
声優子安さんの怪演も合わさって、主人公たちが食われる勢いでしたね。
ランガくん(ダウナー系な方の主人公)をイブと呼んで粘着・執着する様も、ホラーで凄かった。
ランガくんは、異様な愛抱夢の挙動にあまり揺らがず、淡々と対応しつつ、レキくん(主人公)が生きる意欲でワクワクの出どころだと気付いて頑張るので、愛抱夢はレキくんに「あの泥棒猫!(実際はそんなセリフじゃなかったけど要約するとこんな感じ)」みたいな言動まで出てくるし…。

ランガvs愛抱夢のラストレースを攻略ゴールした勢いのままレキくんに飛びつき抱擁した時は、わが目を疑いつつ合掌。
良い、匂わせBLだった。
こういうのでいいのよ、こういうので。

シャドウと鎌田警部補が、ちょっと渋みのある残念なラストではありましたが、レキ&ランガの友情と、愛抱夢と忠(自他称・犬)の歪んでいるけど再度結びなおした絆は、怖くて美しかったです。

こういうのでいいのです。